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Therefore™ Help

ごみ箱

ごみ箱は、ユーザーが削除した Therefore™ ドキュメントやケースをすべて収容するために使用します。つまり、削除されたドキュメントやケースはごみ箱にあり、ごみ箱から復元することもできます。ドキュメントの保全を考慮して、Therefore™ にはごみ箱を扱う方法は提供されておらず、また、ドキュメントを物理的に削除する方法も提供されていません。ごみ箱には、システムの運用開始以降に削除されたすべてのドキュメントが収容されています。

 

フィルターをクリックして検索パラメーターを選択することで、リストにフィルターを適用することができます。ドキュメントとケースは、復元することや、恒久的に消去することができます。ドキュメントまたはケースを消去すると、そのデータが Therefore™ データベースから消去されて、保持キューに移動します。ファイル自体は Therefore™ Migration Service によって恒久的に消去されます。

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Info

各ユーザーは Therefore™ Navigator内にある個人のごみ箱にアクセスすることもできます。しかし、Therefore™ オブジェクトに対するオペレーター権限を持つユーザーのみに、Therefore™ Navigator のごみ箱の内容を削除することが許可されています。

ドキュメントやケースの復元時には、ダイアログが表示されます。必要に応じてインデックス データを変更できます。表示をクリックして、削除されたドキュメントのローカル コピーを Therefore™ Viewerで表示するか、復元をクリックしてドキュメントを復元します。注意:複数のドキュメントを選択した場合は、このダイアログは表示されず、選択したすべてのドキュメントが復元されます。

ドキュメントやケースの削除時には、ダイアログが表示されます。メディアからドキュメントを消去するがチェックされていない場合、ファイルは最終保存メディアに残りますが、データベース参照が削除されるので Therefore™ システムからアクセスすることはできなくなります。

 

保持ポリシー

このダイアログで、管理者は、保持期間の終了したドキュメントについて、その数の確認し、検証を行い、処理することができます。管理者がドキュメントを保持キューに移動すると、そのドキュメントは Therefore™ での検索ができなくなります。次の移行予定時に、そのドキュメントは完全に削除されることになります。詳細については、Solution Designer の保持ポリシーを参照してください。

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監査ログ

監査ログでは、 検索、リスト表示、およびエクスポート対象のサーバーに対する操作を行うことができます。  

 

 

エラー ドキュメントのリセット

エラー ファイルとしてマークされたドキュメントは、このオプションを使用して管理できます。

 

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ステータスのリセット

非エラー状態に戻します。

 

データベースの更新

選択されたドキュメントのデータベース内の位置を更新します。

 

完全に削除

バッファーまたはメディアではなく、データベースからエラー ドキュメントを削除します。

 

移行のバックログ

多数のドキュメントが移行ストアへ移動される場合、その途中、処理待ちが発生することがあります。通常、あまりないことではありますが、そのような処理待ちが、ハードウェアの不具合やディスク領域の不足を示している場合があります。

 

移行のバックログ ツールは、完全に移行が完了していないドキュメント数に関する情報を提供するものです。複数の Therefore™ サーバーがインストールされている場合には、各サーバーについてその情報が表示されます。サーバー、ストレージ グループ、および操作は、ドロップダウン ボックスで選択して確認ができます。Update View で、選択した設定に基づいて検索結果を更新することができます。

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データベースの最適化

データベース構造を最適化するためのスクリプトを作成することができます。スクリプトにより、Therefore™ のテーブル インデックスが再生成されます。スクリプトは即時実行可能であり、またエクスポートすることもできます。

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データベースのバックアップ

この機能は、Microsoft SQL Express データベースが使用されている場合に使用することができます。この機能により、管理者は、データベースに関する専門知識がなくとも、Therefore™ Microsoft SQL Express データベースの完全なバックアップを行うことができます。

 

Therefore™ と他のデータベース(Microsoft SQL Server、Oracle、IBM DB2)を使用する場合には、そのデータベースに付属のバックアップ ツールを使用する必要があります。

 

Backup DB コマンドにより、Microsoft SQL Express 内に Therefore™ データベースのバックアップ コピーが作成されます。データベースのコピーには、".bak" ファイル拡張子が付与されます。この. bak ファイルは、Microsoft "osql" ユーティリティーで、Microsoft SQL Express に手動で復元することができます。

 

バックアップ ファイルを復元するには、次のコマンドをコマンド プロンプトから入力します。

 

osql -E

restore database Therefore from disk = 'drive:\path\file_name.bak'

go

 

バッファーのクリーンアップ

この機能は、バッファーのクリーンアップを行います。この機能は、Personal Edition では利用できません。Therefore™ はバッファー内の全ファイルの確認を行い、必要がないファイルを削除します。

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