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セキュリティー ポリシーは、プロファイルのキャプチャー、ワークフロー タスクの要求や、ドキュメントの検索、表示、編集について、ユーザーに許可される操作を制御するための権限の拡張セットを提供します。

 

セキュリティー権限は、Therefore™ Solution Designer のオブジェクト階層内の様々なレベルで設定することができます。Therefore™ オブジェクトは、他のすべてのオブジェクトのルートです。このレベルに設定された権限は、下位オブジェクトが継承することができます。そのため、Therefore™ ドキュメント管理システム全体を通じて、整合性のとれたセキュリティー権限を実装することができます。あるいは、セキュリティーを階層下位の各オブジェクトに個々に設定することもできます(例えば、 カテゴリー セキュリティーキーワード セキュリティーワークフロー セキュリティーなど)。

 

インストール時に管理者およびユーザー グル―プを定義する必要があります。この 2 つのグループは、既定で Therefore™ に追加されます。

 

既定による管理グループは、Therefore™ オブジェクトおよび以下のすべてのオブジェクトの管理権限を持っています。

 

ユーザー グループは、Therefore™ オブジェクトと下位オブジェクトに対する一般的な読み取り/書き込み権限を持っています。ただし、カテゴリー オブジェクトに関しては、読み取りおよび書き込み権限のセットに加え、この既定のユーザー グループは、削除セットの1つの権限「ドキュメント ページの削除」の権限、および Admin セット:「保持ポリシー」(保持ポリシーから個別のドキュメントの削除を許可する)の権限も有していることに留意してください。

 

既定では、権限は階層において下に位置するオブジェクトによって継承されますが、必要に応じて継承を解消できます。

 

例えば、HR カテゴリーのグループの権限がルート カテゴリー オブジェクトと異なる場合、「HR」のフォルダーを作成して、HR カテゴリーを移動することが可能です。HR フォルダーの継承は、必要に応じて破棄しても、設定しても構いません。このフォルダーのすべてのカテゴリーは親オブジェクトの権限を継承された設定のままなので、これらの権限を継承します。別の処理方法として、ユーザーまたはグループを追加して異なる権限を付与することができます。

 

「拒否」を使用すると「許可」がオーバーライドされます。例えば、グループの権限が「拒否」に設定されている場合、グループの個々のユーザーが「許可」を持っていても、 ユーザーにはアクセスができません

SD_R_Therefore_Object_Therefore_Security_001

グループとユーザー名:

ユーザーおよびグループの追加と削除を行うことができます。  

 

権限

権限の割り当てと削除を行うことができます。  

 

ユーザー/読み取り

ユーザー/グループに、オブジェクトの表示を許可します。

 

ユーザー/書き込み

ユーザー/グループに、オブジェクトの変更と保存を許可します。

 

オペレーター

ユーザー/グループに、設定済みオプションの実行を許可します。

 

管理者

設定権限を持つユーザー/グループです。

 

読み取り権限

ユーザー/グループに、Therefore™ 内の様々なオブジェクトに設定された権限の表示を許可します。

 

権限の設定

ユーザー/グループは、対象オブジェクトのセキュリティー設定を変更できます。

 

親オブジェクトの権限を継承

ルート オブジェクトです。この設定はグレー アウトされます。

 

権限の詳細表示

このオブジェクトに対して設定された権限セットがなく、既定で権限のフル リストが表示されます。

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